弁理士試験 対策、勉強法 3
流れや体系を理解しよう!
試験突破のためにはある程度、暗記が必要になってきますが、多数の項目を独立して覚えようとしても、なかなか頭に入らず、非効率になることが多いです。
効率的に暗記を進めていくためには、流れや体系を理解していくことが大切です。
法律には流れや体系があり、各々の条文や論点は、多かれ少なかれ何らかの関係性を有してつながっており、その関係を理解しながら、数珠繋ぎ的に暗記を進めていけば、かなりすっきり頭に入っていくと思います。
そのためには、先日もお話ししましたように、やはり、まずは基本書等を読むことが重要です。
そこで、全部わからなくても結構です。
とにかく、全体の流れや法律の体系を大掴みに捉えることが先決で、それができれば、細かい部分の理解もその後順調に進むと思います。
一見時間がかかり遠回りのようにも感じますが、最終的には効率的な方法であることが実感できると思います。
よろしければ参考にしてみてください。
体調管理シュミレーション
試験時の体調はかなり重要です。
やはり良い状態で試験に臨んだほうが頭の回転も良いし、細かい部分に気付いたり、ケアできたりするため、最終的な結果がよくなることが多いからです。
体調管理については各人に好みがあると思います。前夜充分寝る人、あまり睡眠時間をとらずにぎりぎりまで詰め込む人。
いずれが正しいということはなく、各人が己の力を最大限発揮できるものがその人にとって正しい方法と言えると思います。
ただし、体調管理については本試のときにいきなりやってもうまくいかないことが多いと思います。
体調管理についてもしっかりと事前にシュミレーションしておくことが大事です。
答練や模試などをターゲットにしてみて、数日前から体調管理する練習をしてみてください。
その際、他の方がやられている方法をいろいろと試してみるとよいと思います。
そして、自分に合うものを取り入れていって、自分独自の体調管理プランを組み立ててください。
あとは本番でそれを実行するだけです。
普段からシュミレーションして習慣的に身につけておけば、本試前には無意識的にウォームアップすることができると思います。
よろしければ参考にしてみてください。
審査基準を大切に
意匠法、商標法のみならず、特許法についても審査基準はしっかりと目を通しておく必要があると思います。
出願部分については、この審査基準に則って行われるのですから、これの理解は必須です。
また、論文試験に使えるような重要フレーズやキーワードなども多く盛り込まれています。
更に、図や実例も多く含まれているので、ビジュアル的に記憶に残りやすいし、最近の実務に近い問題への対処の練習にもなります。
よろしければ参考にしてみてください。
効率よく勉強を進めるためには、受験機関の利用も一つの手です。
以下に紹介していますので、ご参考までご覧ください。